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スターリング・サブマシンガン

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概要

画像引用:wikipedia
スターリングSMGは第二次世界大戦中に開発が進み、1953年にイギリスで正式採用された銃である。
9x19mmパラベラム弾を使用し、重量は3kg弱と持ち運びが容易。
戦後、イギリスで採用されたL1A1をサポートする形で活躍する。
L85に切り替わるまでずっと使われることになり、戦後のイギリスを代表するサブマシンガンとなった。

第二次世界大戦中に大量生産されたステン短機関銃と見た目が似ており、横にマガジンが刺さる珍しい形状をしている。
ステン短機関銃と共通した部品も多く、スターリングSMGはステン短機関銃を改良した銃という位置づけにあたる。

派生型も多く登場し、軍だけでなく民間用から警察まで幅広く使われることになる。

画像引用:wikipedia
戦後、世界的に有名なサブマシンガンというとドイツのH&KのMP5が有名であるが、このスターリングSMGもよく売れた銃である。
ステンガンと同様にとても頑丈で信頼性が高い優秀なサブマシンガンで、イギリスSASの登場する映画でもしばしば愛銃として使われている。

ちなみに、スターリング・サブマシンガンは、シベリア送りで有名な同志スターリンと名前が似ているためソビエトやロシアの武器と勘違いする人がいるかもしれないが、これはスターリングアーマーメント社の名前をとって命名している。
ロシアの武器ではなく、れっきとしたイギリス製の銃である。

余談だが、ロシアの都市スターリングラード(現ヴォルゴグラード)は同志スターリンの名前を由来としている。

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