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M16

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概要

画像引用:wikipedia
M16はベトナム戦争にて開発された小口径のアサルトライフルである。
それまでは第二次世界大戦のライフルのように7.62mm弾のような大口径が主流だったが、5.56mm弾の小口径が広く普及するきっかけともなった銃である。

M16は5.56mm弾を使っており命中精度は高く、フルオートでも7.62mm弾のように制御が困難になりずらい。
良く完成されたサルトライフルであり、M16がベトナム戦争に投入される。

しかし、弾丸とメンテ不備という2つの大きな問題によりM16の評価はガタ落ちとなる。
弾丸に使用される火薬がM16に適したものではないため、適切に排莢されなかったり弾丸が装填されないなどの動作不良が頻発した。
そしてメンテナンスは不要であるという誤った広告がされてしまい、手入れをしなかったため汚れなどによる動作不良も発生することとなる。

このような事からベトナム戦争でのM16の評価は極めて低くなり、政府は慌ててメンテナンスのイラスト付き解説書などを配布するなどして対応した。
また、これらの問題に対応したM16A1モデルが開発され、現場へ普及していくことになる。

画像引用:wikipedia
ベトナム戦争も終わり、1983年にM16A2が正式採用されることになる。
A1からA2への大きな変更点は、フルオート射撃が無くなり3連バーストになったことである。
※無駄弾を減らす目的だったが、現場からは不評だったそうだ

1996年に特殊部隊向けにフルオートが搭載されたモデルM16A3が採用される。
次に、キャリングハンドルを脱着式にしピカティニー・レール(いわゆる20mmのベースマウント)を標準仕様としたM16A4が採用され、高く評価された。

M16はベトナム戦争から始まり、現在でも米軍の標準ともなっている銃であり、多くの派生型が生まれている。

サバイバルゲームでもよく見る銃で、大きく迫力のあるエアガンである。
もしベトナム戦争装備をするときは、M16A1までのを選ぼう。
A2以降のモデルはベトナム戦争以降のモデルのため、ベトナム戦争イベントでもし持っていこうものならタイムトラベラー扱いされてしまうだろう。

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