エングレーブ加工(彫刻加工)
こちらの写真のエアガンですが、トカレフにエングレーブ加工(彫刻加工)をさせたものになっております。
初めて見ると「本当にエアガンなの!?」と驚くほど花柄の模様がこんなにも入っており、観賞用としても十分に使えるほど美しい仕上がりになっています。
このエングレーブ加工は千葉県にあるミリタリーショップ『モケイパドック』にて施工させていただいたのですが、どのような加工なのか詳細をご紹介いたします。
エングレーブの歴史
そもそもエングレーブ加工とは武器や甲冑などに綺麗な彫刻を施す事で、西洋で始まりました。博物館などに綺麗な彫刻が施された甲冑が現存されております。
観賞用であったり、権力を誇示するためなど様々な理由でエングレーブ加工は今でもされ続けており、近代では狩猟につかう散弾銃などにエングレーブ加工を施す事もあります。
全体のデザイン
こちらのエアガン2丁はどちらもKSC製トカレフTT33です。
片方にモケイパドックにてエングレーブ加工を施工していただきましたが、表面のほとんどの場所に綺麗な花の彫刻が施されております。
逆サイドにも彫刻が彫られております。掘られていない場所は、シリアルナンバーがある場所や滑り止めの凹凸がある場所などで、平面となっている所にはほぼ彫刻が施されております。
エングレーブ加工が施されていないトカレフと比較すると、本当に同じ銃なのかと思ってしまうほどです。
銃口付近の拡大写真ですが、スライドに模様が彫り込まれていまね。それに合わせるようにフレームの部分にも彫刻されています。
グリップ周辺にも施されています。当然ですが、握り心地が悪くなるなどはありません。
正面から見ると、グリップには左右対称の模様が彫られていることがわかります。
グリップ後方もこの通り。
銃の後方からの写真ですが、こちらは左右非対称の綺麗な花柄ですね。
一番目立つ場所のスライド上部にはほぼすべてエングレーブ加工がされています。
真上から見るとその美しさが一層際立ちます。
シリアルナンバーなどはエングレーブ加工は避けて、それを取り囲むようなデザインのエングレーブ加工がされています。
エングレーブ加工がされると同じ銃とは思えないほど見栄えが変わります。
それは緑の迷彩塗装を入れたといったような実用性を求めるものとは違い、観賞用、ファッションを高める方向に進化します。
また、このような加工がされたエアガンも少ないため、他の人とは違うエアガンが欲しいと思った人にも是非お勧めです。
エングレーブ加工について
モケイパドック店舗内にはエングレーブ加工が施されたエアガンがありますので、見て確かめる事ができます。
他のエアガンではどのようなデザインになるのか、是非ご確認くださいませ。
エングレーブ加工についてですが、何点か注意事項があります。
まず、樹脂製の製品にしかできません。金属製のものでは彫刻刀が入らないそうなのです。
次に、デザインの詳細を選ぶ事はできません。今回、ご紹介したトカレフのデザインに近いものになります。
価格は新品のハンドガンを購入と同時に施工される場合は、本体価格+10,079円になります。
お持ちのハンドガンに加工の場合は、11,314円です。
それ以外にもシルバーメッキの場合は約2,000円ほど追加になりますし、デリンジャーなど小型の銃の場合は2,000円引きとなります。
樹脂であればできるとのことなので、もしお手持ちのライフルなど大型のものでも施工料金は増えてしまいますが、相談次第ではできるかもしれません。
エングレーブ加工が施されて鮮やかになったM4など、この世に1丁しかないエアガンを作ってみるのもいかがでしょうか。
一般的なエングレーブ加工は個人の職人に依頼し、細かなデザインの指定などもするため依頼する側にも知識が必要ですし、価格も1万、2万円でできるようなものではありません。
それをこのような価格でできるエングレーブ加工は、現在、モケイパドックの他にはありません。
自分のエアガンのコレクションに1丁いかがでしょうか?
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定例会の開催日を検索するのが大変なので、検索システムを導入したサバゲーナビを2016年10月にオープンさせる。 東京、千葉、神奈川、埼玉など関東を中心にサバゲーをする。いつか名古屋や大阪など関西にも遠征して全国のフィールドでサバゲーするのが夢。 装備はAKが大好きだが、M4、89式と色んな銃を使ってみたい。 服装はフィールドに合わせて色々と変わる。 Twitter:@tokyosavagenavi |