自粛を続ける事は本当に正しいの?
サバゲーナビ 編集長です。
サバゲーナビにて新型コロナウイルスについて何度か記事を投稿しておりますが、今回はちょっと真面目モードでお話いたします。
5/23に千葉県のインドアフィールドSTINGERの閉店がTwitterにて公開されました。
理由をいくつか公開されておりましたが、ビルの老朽化もありますがコロナ禍における来場者の減少が主な理由とのことでした。
STINGER運営者の大門団長様はYoutubeでも長く活躍されており、サバイバルゲーム産業の発展に貢献された方なだけに今回の発表は残念でなりませんでした。
今後、大門団長様は物販や情報発信などに力を入れられるそうです。
新型コロナウイルスという恐ろしいウイルスのせいで大変な状況だから閉鎖するお店が出ても仕方がないと思われるかもしれませんが、皆さんは新型コロナウイルスの健康被害がどれほど出ているか知ったうえで感染対策や自粛をされていますでしょうか?
『みんながしているから自分もする』と雰囲気に流されてやっている人がほとんどではありませんか?
政府は5月以降も緊急事態宣言を延長するなど終わりが見えない状態になっておりますが、通勤電車は満員で会社は通常営業、デパートにもスーパーにも人が溢れている今のどの辺りが緊急事態でしょうか。
そもそも新型コロナウイルスについては専門家でも意見は割れております。
感染者0人になるまでもっともっと厳しい規制をするべきだという意見もあれば、新型コロナウイルスの健康被害は軽微だから日常に戻してよいという意見まであります。
行政は感染対策として『不要不急の外出は控える』ように要請しています。行政に従うのであれば、我々はサバゲーに行ってはいけないのですよ。
行政の発表だから従おうと受け入れるのではなく、消費税増税、ビニール袋有料化がおかしいと思った人が行政の是非を考えたように我々も新型コロナウイルスの行政の対応が本当に正しいのかを今一度考えてみましょう。
他業種の話ですが、グローバルダイニングという飲食店の会社は、行政の自粛要請、自粛命令には従わずお酒の提供をして深夜まで通常通り営業しています。
グローバルダイニングは東京都から名指しで批判も受けましたが、結果としてお客が集まりコロナ禍の中で黒字化して従業員の雇用、生活を守っています。
真面目に行政の言う事を聞いた飲食店は売り上げは減って行政の支援も不十分なのに、行政の要請通り行動するのは本当に正しいのでしょうか。
私の意見を最初に述べますが、日本国内での新型コロナウイルスの被害は一般的な風邪と同程度と考えております。
詳細は後述いたしますが、国内での死者は19歳以下は0人、20代が6人、30代が20人、40代が87人と死者数は本当に少ないのです。
私が新型コロナウイルスに感染しても、この文章をお読みのあなたが感染しても、クラスターがいくら発生しても問題ないと認識しております。
こういう話をすると『お前は医者ではないのにいい加減な事を言うな!!』、『お前が感染してみろ!!』などと言われることもありますがそういったクレームもご意見も大歓迎ですので、是非お問い合わせフォームにお書きください。
全てお読みした上で、必ず返信いたします。
さて、前置きが長くなりましたので、そろそろ本題へ入りましょう。
なぜ私が新型コロナウイルスの健康被害は風邪程度の軽微であると思うのか。
長くなりますが、皆様の新型コロナウイルスへの考え方が変わるきっかけとなってくれれば幸いです。
正式な発表の情報を基に考えよう
そもそも、新型コロナウイルスの日本国内での健康被害は、多くの産業を犠牲にしても仕方がないほど大きいのでしょうか?
「たくさん苦しんでいる人がいるから仕方がない」と思われるかもしれませんが、たくさんって何人ですか?
何か判断をするときに正しい情報から判断することが大切ですので、根拠となる厚生労働省のまとまった発表を見てみましょう。
こちらのURLのリンクで年齢別まで正確に分けられた情報を見る事ができます。
https://www.mhlw.go.jp/~~sseijoukyou.html
PDFファイルがダウンロードできますので、主要な情報を見てみましょう。
PCR検査の陽性者数679,146人で、死者が10,334人ですね。
これだけ見るとどれくらいの規模かよくわからないのですが、死者の年代別の割合を出してみましょう。
80歳以上が約65%。70代が24%と、約9割が70歳以上になっております。
そして、19歳以下の死者はゼロで、59歳以下の死者の合計はたったの351人です。感染が始まって1年以上経っているのに、死者が351人って少ないと思いませんか?
※補足ですが、亡くなる方の基礎疾患は詳細な数字が公開されていませんが、去年7月の東京都の報告では死者の98%に基礎疾患があります
新型コロナウイルスでは高齢者が多く亡くなっているから危険だという指摘もよく来るのですが、これも問題ありません。
なぜなら、年間のウイルス性・細菌性肺炎の死者は約95,000人おり、この97%は65歳以上です。高齢者が肺炎で亡くなりやすいのは今までもそうだったのです。
出典:https://www.tyojyu.or.jp/~~/shiin.html
そもそも多くの人が風邪を侮りすぎな気がするのですが、昔から『風邪は万病の元』などと言われるように風邪で命を落とす人は多いのです。
ちなみに、平成10年の新型インフルエンザでは死者は3万人を超えています。しかし緊急事態宣言なんて話題にもならなかった。
大手メディアでも新型コロナウイルスから大切な人を守るため、などといった報道がありますが普通の肺炎で年間95,000人が亡くなる、つまり平均で毎日300人も亡くなっている事実は報道はしません。
平均寿命が84歳の日本では、70代から亡くなる人がいてそれは当然のことです。
高齢者になれば抵抗力、免疫力も落ちて風邪で命を落とすのも仕方のない事で、今までこれを『寿命』としていました。
新型コロナウイルスに関係なく、私もあなたも高齢になれば風邪が悪化して肺炎で死亡しても不思議ではないのですよ。
『高齢者は死ねと言うのか!』という意見も来ますが、そういうことではなく高齢者が命を落としやすいのは自然の摂理なのです。
59歳以下の死者が351人である新型コロナウイルスは怖いと思いますか?
これを知ったうえでも、映画館や外出、サバイバルゲームフィールドに行くことが躊躇われるほど恐ろしいと思いますか?
ただしこれらの事は日本国内のことで、海外であればその国の医療制度なども影響するので世界のどの国でも同じことが言えるわけではありません。
こちらのグラフを参考にしていただきたいのですが、被害の多い国とそうでない国の差が激しい事がわかります。
被害の多い国は大変な状況だとは思いますが、日本はそういった国の10分の1や50分の1といった被害でここまで自粛は必要なのでしょうか。
出典:
https://www.nippon.com/~~/h00673/
感染者数のみを気にする風潮
大手メディアは感染者数ばかり報道して一喜一憂していますが、そもそも新型コロナウイルスに感染して何が問題なのでしょうか?
仮にライブ会場などでクラスターが発生して1000人のPCR検査陽性者が出たとして、大きな問題になりますか?
重症者の数を報道して大手メディアは騒いでいますが、そもそも回復すれば何も問題ありません。
一部の高齢者は入院する事もありますが、多くの人は自宅かホテル療養で治っています。
『大阪では重症者の病床が足りなくなっているんだぞ!』という意見もありますが、大阪府の重症者病床はたったの351病床。
え?ってなりませんか?
大阪府には900万人も人口がいるのに、なんと351人分の重症者病床しか確保していません。そして、この数で十分に患者の対応ができています。
出典:https://www.pref.osaka.lg.jp/default.html
東京都も同様で、重症病床数は373床です。
出典:https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
日本の首都東京で、あれだけ3密を避けよう、マスク会食しようと大々的にアピールしておいて重症者病床がたったの373人分。そして、それで重症者数に間に合っているんですよ。
この状態で一体、どこが医療のひっ迫なのでしょうか。
患者がたらい回しにされたという報道も耳にしたことがありますが、こんなに病床が少ないのが原因なのですから増やせばすぐに解決する問題です。政府はこの一年間で何をしていたのでしょうか。
我々もそろそろ目を覚ましませんか?
PCR検査陽性者は1年間で約50万人でした。毎年のインフルエンザは1千万人が感染しているのと比較して、20分の1の感染者数です。
感染症ではない病気ですが、糖尿病は予備軍を合せると2000万人いると言われておりなんと日本人の6人に1人は糖尿病か糖尿病予備軍です。
糖尿病は悪化すれば失明、手足の壊死による切断、腎臓が機能しなくなり人工透析を受けなければならないなど、深刻な後遺症が残る病気です。
恐ろしい病気は新型コロナウイルスだけではありません。
新型コロナウイルスに感染してもほぼ治るのに、感染者数が増えたからといって何の問題になりますでしょうか。
自粛の犠牲者達
実際の健康被害の規模は考慮されず、同調圧力によって『全員がしないといけない』という雰囲気が出始めてマスク着用、アルコール消毒が当然となり自粛をするのは正しいかのような世論が形成されていきました。
そして、そのツケを払わされるのは飲食店や観光産業、そしてスポーツ産業などでその中にはサバイバルゲームフィールドも含まれています。
自粛しなければ何百万人も死ぬようなウイルスなら納得しますが、死者数は今まで誰にも気にも留められなかった一般の肺炎の10分の1以下という健康被害に対してこれだけの自粛は必要な代償でしょうか。
経済的損失を被られた方々は自粛の犠牲者でしかありません。
イベントの開催においても、アルコール消毒してます、人数制限してます、とアピールしなければならなくなり、仮にPCR検査陽性者が出たら一気にバッシングの対象となります。
すでに新型コロナウイルスによる健康被害を防ぐのが目的ではなく、社会的体裁をどう保つかが重要になってきました。
今から10年も前の話ですが、東日本大震災で福島県で原子力発電の放射性物質の汚染が農作物に広がりました。
その対策として畑の土の入れ替えや放射性物質の検査などを続けて今では1万以上の農林水産物を検査して1つも基準値にひっかからなくなり、ほぼ汚染は無くなりました。
こういった実際の検査結果を調べもせずに、今でも『福島は危険だ!福島の野菜を食べたら病気になる!』と発信する人がいます。
そういう人達は福島の復興を妨害している事に気付かず、私は正しい事をしている、我々は正義だと信じて疑いません。
過去に私も新型コロナウイルスの死者数が少ないので健康被害は少ないのではないかと話をしたら、激しく罵声を浴びせられたことがあります。
しかしそうした方々は新型コロナウイルスで何人亡くなられたかといった科学的根拠も調べずに、ひたすら自粛すれば全てが解決すると信じて疑いません。
私であればいくら罵声を浴びせられても構いませんが、飲食店や観光産業、スポーツ産業やサバイバルゲームフィールドなどを運営している人たちはフィールドの維持費を支払い、従業員の雇用、生活を守らなければならないのです。
どうか、新型コロナウイルスを過剰に恐れるのだけはやめていただきたいです。
国内で感染拡大から1年以上が経ち、多くの事がわかってきました。
死者が膨大に発生する事もなく、重症者で日本中の病院が溢れる事もなく、少し話題になった後遺症も深刻な物はありません。
社会とは需要と供給で成り立っており、我々が自粛を続ければその分だけ閉鎖していくフィールドが増えますし、すでにそうなり始めています。
社会の風潮に流されるがままに我々が自粛をするのは本当に正しいでしょうか?
その犠牲となるのは、私達が思う存分遊んでいたフィールドであり、その運営者様です。
サバゲーナビを運営して何人ものフィールド運営者様とお話をさせていただきましたが、今のようにサバイバルゲーム愛好家がフィールドから離れていく姿を見ているのは本当に苦しいです。
行政の言う通りコロナ禍が終わるまでずっと自粛して、フィールドへ行くのを我慢した先にはフィールドの閉鎖という未来しかありません。
その時になって自粛はやりすぎだった、なぜフィールドに行かなかったのかと後悔しても後の祭りです。
サバゲーナビとしての見解ですが、過剰なマスク着用、手のアルコール消毒、そして自粛をこれ以上続ける意味は無いと考えております。
行政は感染防止と言うのであれば医療制度の拡充を先にするべきです。
本当に自粛を続ける事が正しいのか、皆様には今一度、考えていただきたいと思います。
あとがき
サバイバルゲームが好きでサバゲーナビを運営している立場であまり発言したくはないのですが、フィールド運営は楽ではありません。そんな中で自粛の影響で集客が半分以下になったともなれば、フィールド運営を続けていく事は何らかの別収入が無い限りできないでしょう。
行政の批判はあまりしたくありませんが、新型コロナウイルスの行政の対応は国民に押し付けるだけ押し付けて、責任は一切取る気はないというスタンスに見えます。
国民に自粛しろと言うのであれば、政府は医療体制の拡充をして感染者が増えても問題ないようにするべきではないでしょうか。
グローバルダイニングのように行政の要請を拒否して従業員を守る企業が出てくるのも当然です。
本記事について賛否あるかと思いますが、是非お問い合わせフォームにお書きください。
内容についてのご質問でもかまいません。必ず全て返信させていただきます。
少しでもサバイバルゲームフィールドに人が戻る事を願っております。
長くなりましたが、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
サバゲーナビ 編集長