新型コロナの2回目の緊急事態宣言について考える | サバゲーナビ

新型コロナの2回目の緊急事態宣言について考える

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2021年、明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします!

昨年は色々とありましたが、2021年こそはサバゲーを楽しんでいきましょう!と楽しくサバゲーの記事でも投稿したいところなのですが少し真面目モードで記事を投稿したいと思います。

本記事の内容は新型コロナウイルスについてです。
1月4日に、行政が緊急事態宣言を検討する事がニュースになっておりますので、サバイバルゲーム愛好家やフィールド運営者、ショップ運営者の方に参考になる情報を出したいと思い記事にすることにいたしました。

少しローカルネタになってしまいますが、埼玉県からは「おうちでマスク」と家の中でもマスクをしようと発表されました。
実は私は埼玉県に住んでおり、この広告は電車の中でも見ました。
埼玉県在住のサバゲーマーの皆様、家の中でもマスクしてます?

国内での感染拡大からそろそろ1年が経ち、本当に緊急事態宣言が必要なのか、新型コロナの被害はどれほどなのか改めて確認することで皆さんも一人ひとりで考えていただければと思い記事にすることにいたしました。

最初にお伝えしておきますが、私は緊急事態宣言には反対しており、現在でも自粛もマスクも手の消毒も不要と考えております。

医療知識も含めて少し長い記事になってしまいますが、最後までお読みいただければ幸いです。
サバイバルゲーム業界に関わる人に少しでも参考になってくれることを信じております。

新型コロナの死者数は少ない?

こちらは厚生労働省で発表されている死者の内訳です。
いきなり結論を言いますが、新型コロナウイルスの死者数は少なく、日本国内の健康被害は軽微です。
1月4日の厚生労働省の発表では死者は3168となっております。
この数字だけ聞くと多いように思われますが、ウイルス性肺炎、細菌性肺炎で平均で毎年10万人が亡くなっております。
肺炎全体からすると新型コロナの健康被害は約3%となり、誤差のレベルなんですね。

新型コロナで亡くなる方の年齢は80歳以上が60%で、70代が25%であり、全体の85%をほぼ高齢者が占めているのです。
70歳以上から体力が低下して他の肺炎でも亡くなる人は増えますので、「新型コロナはただの風邪である」と主張する医師や専門家もいるのも納得です。

余談ですが、新型コロナの死者はPCR検査で陽性であれば末期ガンでも交通事故でも新型コロナの死者としてカウントされてしまうため実際の死者は発表されている数より少なくなります。

日本の平均年齢は84歳で新型コロナによる死者は寿命と近似しており、免疫力が低下した高齢者は疾患も多くなり、コロナでなくても風邪でもインフルエンザでも寿命を迎えることは多いのです。
どんなに医療が発達しようと、その方々の命を救うことはできません。


死者について重要な箇所をまとめます。
1.新型コロナの死者3000人は毎年10万人が亡くなる肺炎全体からすると誤差レベル
2.新型コロナの死者の85%は70歳以上の高齢者であり、寿命の人も多い

感染者数は少ない?

参照ページ
厚生労働省の発表では、PCRの陽性者数が24万人と公開されております。
よく見ると「新型コロナウイルス感染者数」ではなく「PCR検査陽性者数」と発表されています。
実はPCR検査で陽性だからといって、新型コロナに感染したというわけではないのですね。

多くの専門家も指摘していますが、PCR検査では鼻の粘膜に付いているウイルスの断片や残骸を拡大して調べるので、似たウイルスでも陽性になってしまうなどPCR検査の精度は高くありません。
CTスキャンで肺の中の状況を確認するなどしないと新型コロナウイルスの感染はわからないのですが、今はPCR検査だけで新型コロナ感染者が判別できると誤った情報がまかり通っております。

仮にPCR検査陽性者の24万人が全員新型コロナ感染者だとしましょう。だとしても、毎年インフルエンザで1千万人の感染者と比較してもあまりにも少なすぎます。
「猛威を振るう」や「大流行する」といったメディアの報道は何を根拠にしているんでしょうね。

また、重症者率は1.4%の低さです。100人の患者で重症者が2人いるかどうかで、ほとんどが何もしなくても治る軽症者ばかりなのです。
感染者が1000人を超えたとメディアで大きく報道されたりしますが、その中の何人が治療を必要としている人かは報道されないのはなぜなのでしょうか。


重要な箇所をまとめます。
1.PCR検査陽性=新型コロナ感染者ではない
2.現在のPCR検査陽性者数が24万人だが、他の感染症と比較してもとても少ない
3.本当に治療を必要とする重症者は、PCR検査陽性者のうち1.4%

医療崩壊はする?しない?

死者は少なくても医療崩壊するから自粛したほうが良い、という意見を耳にします。
メディアはひっ迫すると報道しておりますが、そんなにひっ迫しているなら重症者は入院できず道に放り出されているのでしょうか?

参照ページ
全国の重症患者向けの病床をわかりやすく整理した図ですが、こちらでは東京都と大阪府は増えていますが、それ以外では高くて30%前後。
地方では10%以下のところがほとんどで、重症者数が多い都市部でも入院は可能です。

では、軽症者が増えたら患者が病院に殺到して医療が間に合わず、医療崩壊はするのでしょうか?

参照ページ
入院患者数をまとめた図ですが、こちらをみると70%を超えるようなところはありません。

一部の施設では患者の偏りがありひっ迫するところもあるでしょうが、別の病院には十分に空きがあるので搬送すれば問題ない事を示しています。
医療崩壊をすると多くのメディアが危機感を煽るような報道をしていますが、厚生労働省の正式な発表を見るとそのような根拠は見つかりません。


重要な箇所をまとめます。
1.ひっ迫している都市部であっても重症者が入院できる余裕はある
2.患者が多いのは一部の都市部だけで、それ以外はガラガラ

患者増大は指定感染症2類相当が原因?

最近、やっとメディアでも報道されるようになりましたが、指定感染症2類相当の対応をやめるべきだ、という意見が医師からも出るようになってきました。

指定感染症という聞きなれない言葉が出てきましたが、少し解説いたします。
世界には危険なウイルスがたくさんあり、日本では危険なウイルスを指定感染症1類から5類と5つのレベルに分類しております。
1類が危険なウイルスで、5類は比較的安全なウイルスに分類されています。

新型コロナは2類相当の対応をしていますが、他の2類はどんなウイルスなのでしょうか。
狂犬病ウイルスは2類に分類されており、発症するとほぼ100%死亡するウイルスです。
狂犬病ウイルスは4類に指定されておりました。大変失礼いたしました。
鳥インフルエンザも2類ですが、致死率が60%と極めて高い。

このような超危険なウイルスが2類なのです。今まで何万人も自宅療養している新型コロナ感染者が本当にこれらと同程度に危険でしょうか?
ちなみにインフルエンザは5類に分類されています。

今はPCR検査で陽性になれば65歳以上か、糖尿病やアレルギーなど基礎疾患のある人は自覚症状もなく元気であっても強制的に入院させられてしまうので、病院に大量の入院患者が溢れてしまうのです。
入院してもヒマでTVを見るかスマホでソシャゲをするだけの人が病床を埋めてしまい、一部の病院で満床になったりするのも当然です。
病院とは体調の悪い人を入院させるための施設なのに、無症状者まで入院させる現在の指定感染症2類相当の対応こそが医療をひっ迫させる原因です。

また、2類から外すことでどの病院、クリニックでも診療できるようになるため一部の病院に新型コロナを担当させている負荷は一気に軽減します。


重要な箇所をまとめます。
1.現在は健康な人まで入院させている
2.指定感染症2類相当の対応をやめれば無駄な入院患者はなくなる

緊急事態宣言の意味

緊急事態宣言が1月7日に発令されるそうですが、どれほどの効果があるのかを考えてみましょう。

現在の状況をまとめると
1.新型コロナの死者は約3000人
2.亡くなる人の85%が70歳以上で、多くは寿命に近い
3.PCR陽性者が24万人で、全員が感染者だとしても他の感染症と比べて少ない
4.病院に健康な人まで強制的に入院させている

このような状況で緊急事態宣言をして何が改善するでしょうか?

亡くなった人は出歩く頻度も少ない高齢者が多いのです。
飲食店やスポーツジムが時短営業や営業停止をしたところで死者が減る効果は期待できません。
入院患者数を減らして病院の負担を軽減させたいのであれば、2類相当の対応をやめれば即座に解決します。

去年の緊急事態宣言から続く自粛ムードにより、倒産は増え多くの人が経済的ダメージを受けました。
サバイバルゲーム業界でも同様に大きな経済的損失があった事は誰もが覚えていることでしょう。
今はリーマンショックより景気が悪く、新社会人の就職先も減っている状況です。
その緊急事態宣言をまたしてでも何のメリットはあるのでしょうか。

あるとすればそれは政治的パフォーマンスのみしか私には見つかりません。
明確な効果も期待できない緊急事態宣言に私は反対です。

まとめ

死者数、感染者数をしっかり見ると新型コロナウイルスは特に危険視するウイルスではありません。
まだ解明はされていませんが、アメリカや欧州では被害は多いのですが、日本を含むアジア、東南アジアでは非常に被害が少ない。
もし国内で危険性が見られ始めれば、そのときに対応すればよいのです。

マスクやソーシャルディスタンスを重要視する人もいますが、死者数で比較して新型コロナの30倍もの人が毎年普通の風邪で亡くなっているのです。
感染対策を推進するのであれば、普通の風邪の対策のために新型コロナの30倍対策しなければ話の辻褄が合いません。
それとも新型コロナが収束した後に、毎年10万人の肺炎の死者には気にもかけずに感染対策はしなくなるのでしょうか。
感染対策そのものは否定しませんが、感染対策にどれほどの効果があるのかそろそろ考え直してもよい頃でしょう。

どのような緊急事態宣言が発令されようと、行政の発表を鵜呑みにするのではなく、我々一人ひとりが考えて行動していきましょう。


この記事で紹介した情報はすべて公的機関が正式に発表しているものです。
皆様がお住まいの各地方自治体でも詳細情報を公開しております。
この記事の内容を鵜呑みにもせず、まずはご自身で情報を調べて自分で考えていただけるとより新型コロナウイルスの理解が深まります。
この記事が皆様がご自身で考えられるきっかけになってくれれば幸いです。


この記事の内容は、すべてサバゲーナビ編集長が個人で考えたことであり、すべて私に責任があります。
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著者:サバゲーナビ編集長

しがないサバゲーマー。いつも裏方作業をがんばってます。