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AK-47

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概要

画像引用:wikipedia
AK-47はどんな過酷な環境でも動き、その信頼性の高さから世界で最も使われている銃となった。
この銃からは多くの派生型がでており、現在のロシアを含め多くの国でAKシリーズを愛用している。

この銃の設計者ミハイル・カラシニコフ氏は第二次世界大戦中、ソビエト連邦の戦車長として戦ったがドイツ軍の攻撃力の高さに強い影響を受ける。
ドイツは大戦中にStG44をアサルトライフルとしてすでに運用していたのだ。

画像引用:wikipedia
戦後、研究に研究を重ね、カラシニコフ氏が開発したアサルトライフルがAK-47としてソビエト連邦で正式採用されることとなる。

ロシアは極寒の地でもあるため、兵士は厚手の手袋を使う。その手袋の上からでも操作しやすいセレクターやコキングレバーなど利用者の事を考えられており部品数も少なく量産しやすい構造になっている。
そしてシンプルな構造ゆえに故障も少なく、砂漠の多いの地域や中東や高温多湿の東南アジアでもAKを正式採用している国は多い。

ベトナム戦争ではソ連の支援を受けた北ベトナム軍が使っており、大いにアメリカ軍を苦しめた。

派生型

画像引用:wikipedia
AK-47から多くの派生型が出ている。折り畳み式のストックや、生産性と命中精度も高めたAKMも誕生する。
AK-47が共産圏に広く配備されてきたが、ベトナム戦争が始まると米軍のM16の5.56mm小口径弾が使用され注目を集めてきた。
ソビエト連邦の上層部も小口径の必要性を感じ、カラシニコフ氏に小口径アサルトライフルの開発を命じる。

そして誕生したのがAK-74である。見た目はAK-47とも似ているが、弾丸が7.62mm弾ではなく5.45mm弾を使うためマガジン形状の曲がり具合がゆるくなっている。

時代は進み80年代になるとソビエト連邦の共産主義による政治体制の硬直化を打開すべく政府は努力するものの、ペレストロイカの風は吹かずソビエト連邦は1991年に崩壊。
AKの製造ラインが民営化されるなどの工廠に大きな変化が生まれ、そこで誕生したのがAK-100シリーズだ。
AK-100シリーズはAK-74の後継シリーズで、弾丸の口径が違うものや、カービンタイプなど使用目的に合わせて様々なバリエーションがある。

そして2016年、新たにAK-12、AK-15が登場する。これは今までのAKシリーズとは外観が大きく変わっており、セレクターの形状も違う。
3連バーストといった機能が搭載され、20mmマウントレールが標準装備となるなど大きく近代化が図られている。
AK-12は5.45mm弾、AK-15は7.62mmを使用することができる。

著名な使用者

AKに精通した人物、高部正樹氏を紹介したい。
高部氏は本当に傭兵を体験した人間であり、戦場の多くでAKを愛用した人で間違いなく日本人で最もAKに精通している人と言える。
※現在は引退しており、コメンテーターなどとして活動している

高部氏は自身の著作でもAKを最も信頼していると語っており、AKは動作が不調になったとしても弾を一発撃てば埃などが飛ばされまた動くようになったという。
高部氏の職場(戦場)でアメリカのM16とロシアのAKを選べるときがあったとしても、AKを選んだとも。
戦場ではいついかなるとき、急に戦闘が始まるかわからないため必ず撃つことができる銃を選びたいとも書いており、高部氏がアフガン、東南アジア、ボスニア・ヘルチェコビナ、東南アジアと多くの戦場を渡ってきたがほとんどAKを使っていた。
※紛争地帯ではAKが入手しやすいこともあるだろう

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